Grafanaでのタイムゾーンの扱いについて解説します。
GrafanaはデータをUTCとして解釈する
Grafanaはデータベースに格納されている日時型をUTCとして解釈します。
UTC以外で格納されたデータソースでは表示がずれる
このため、生データがUTC以外(例えば日本標準時など)で格納されていると、Grafanaで可視化したときにズレが生じます。
例えば、日本標準時(UTC+09:00)で12時のデータをGrafanaで表示すると、12+9=21時として表示されてしまいます。UTCで格納されているものとして扱われるので、データを表示する際に日本標準時に変換してしまうのです。
UTC以外で格納されたデータを正しく表示するには?
GrafanaでUTC以外で格納されたデータソースを表示したいときは、データソースの設定にある[session timezone]を設定すると、ズレが生じないように補正してくれます。
データソースごとに異なるタイムゾーンを設定することができるため、接続したいデータベースによってタイムゾーンが異なっていても対応できます。
詳しい対応方法はこちらの記事にまとめていますので、ご参照ください。