給与やボーナスが間違って振り込まれた!ときにやっておくべき3つのこと。

給与やボーナスが間違って振り込まれた!ときにやっておくべきことをまとめます。

確認すべきポイントに「CHECK」マークをつけておきました。必ず確認しましょう!(しないと、たぶん損します。)

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1.返金する

会社からの指示に従って返金しますが、返金額が正しいかは必ずチェックすることが大切です。

間違って振り込まれた額を返金します。

会社から求められた際は返金する義務が発生しますので、手を付けないように。

誤支給している時点で、会社側の計算を信頼しない方が無難です。必ず返金額の内訳を確認しておきましょう。

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2.社会保険料の還付を受けること

社会保険料は標準報酬月額や標準賞与額から計算されます。

ひとことでいうと、

  • 給与の誤支給は、標準報酬月額に影響を与えます。⇒社会保険料の払いすぎにつながります。
  • ボーナスの誤支給は、標準賞与額に影響を与えます。⇒社会保険料の払いすぎにつながります。

いずれにせよ、誤支給により社会保険料の額が変わっている、払いすぎになっている可能性が高いです。

必ず給与担当者に確認してください。

社会保険料の額を再計算してもらい、支払額が過剰な場合は還付を受けるようにしましょう。

必ず社会保険料の払いすぎがないことを確認することが大切です。

3.源泉徴収票の再発行を依頼する

給与・賞与の支払いミスがあった際は、源泉徴収票の内容にも注意が必要です。

正しい源泉徴収票を再発行するように依頼しましょう。

必ず訂正を依頼し、正しく再計算した源泉徴収票を再発行するように依頼しましょう。

これまでの給与明細を足し算して、源泉徴収票に書かれた額と一致しているか確認したほうがよいです。

確定申告する方は、源泉徴収票の再発行後に申告を行うこと。

誤った源泉徴収票をもとに確定申告すると、過剰な納税につながります。

まずは会社に源泉徴収票の再発行を依頼。再発行が完了し、内容が誤っていなければ、確定申告を行います。

【まとめ】給与・税金に関しては「他人を信頼しない」ことが大切です。

給与や税金は自分で計算することが非常に大切です。

「会社が間違っているはずない。ちゃんとやってくれてるはず~」といった悠長な考えをしていると、いつかやられます

人間というのは、自分が被る損は気になる一方、他人が被る損までは気が回らないものです。必ず内容をチェックしましょう。

蛇足)源泉徴収票はよく見ておけ!

源泉徴収票の内容は必ず見ましょう。

実際の事例を紹介します。

ボーナスが誤支給されてしまい、源泉徴収票の再発行を担当者が失念していた。間違った源泉徴収票で確定申告してしまい、本来還付されるはずの税金が10万円も多く支払ってしまっていた。

少し違う話ですが、こういうケースもあります。

県営住宅入居中の人で、会社が中退共を解約。賞与として解約引当金を受け取っており、源泉徴収票にも反映されていた。しかし、源泉徴収票の内容を確認していなかったため、標準報酬月額が上昇してしまい、気がついたら県営住宅の家賃が大幅に値上げされていた。

いずれも、源泉徴収票の中身を見ていなかったために損を被ったり、気づくのが遅れたケースです。

源泉徴収票の内容を確認していれば気づけたはずですし、書類の内容は見ているものとして扱われます。

源泉徴収票の金額が実際と乖離しているのであれば、なにかおかしなことがおこっています。ほんの数分で多額の損失を免れることができます。源泉徴収票は必ず確認しましょう。

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