レンタルサーバー大手「エックスサーバー株式会社」が新サービス「XserverクラウドPC」をリリースしました。
XserverクラウドPCは仮想デスクトップサービス(VDI)というものですが、個人用途でもとても便利なサービスとなっています。
筆者は自作の仮想デスクトップサーバーを自宅に構築しています。
Xサーバークラウドのほうがメリットが大きいため、今後はXサーバークラウドに移行しようかと思っています。
XserverクラウドPCのなにがよいのか、”そもそも仮想デスクトップサービス(VDI)って何?”といったギモンから解説していきたいと思います。
仮想デスクトップサービス(クラウドPC)とは?
仮想デスクトップ(クラウドPC)とは、ネットワーク経由で利用できるパソコンのことをいいます。
ふつうのパソコンは、本体にディスプレイ・キーボード・マウスを直接つなぎますよね。
仮想デスクトップ(クラウドPC)では、データセンターにある高性能パソコンを借り、手持ちのPCやタブレット、スマートフォンからリモートで操作を行うことができます。
ノートパソコンやスマホなどのモバイルデバイスが、移動式のディスプレイ・キーボード・マウスになり、世界中のどこからでも自分の環境にアクセスできるようになるわけです。
仮想デスクトップサービスを使うメリット
「それならノートパソコンを持ち歩けばいいのでは?」
という声も聞こえてきそうですね。
仮想デスクトップサービス(クラウドPC)のメリットは主に3つあります。
- スマートフォンやタブレットでもWindowsを利用できる
- ワークステーション並みの高性能なPC環境をどこからでも利用できる
- データを持ち歩かなくて済むので、セキュリティ的に良い
まず、スマートフォンやタブレットでWindowsを利用できるようになります。
外出先や急な用件でどうしてもパソコンが使いたいときって意外とありますよね。
最近はアプリも充実していて、スマホでできることも増えていますが、それでも仕事となると話は別です。
「Windowsにしか対応していない会社の業務システムに外出先からアクセスしたい!」
といったときでも、仮想デスクトップ(クラウドPC)があればスマホからリモートアクセスすればOK!
スマホやタブレットで利用できる専用の無料アプリを導入するだけで、自分のWindows環境にアクセスできます。万が一のときのために、いちいち重いノートパソコンを持ち歩かなくてもいいんです。
高性能デスクトップパソコンを持ち歩ける!
高性能なパソコン環境を外出先で利用できるのも仮想デスクトップ(クラウドPC)の大きなメリットです。
個人用途ではこれが最大のメリットといえます。
例えば、写真編集や動画編集をする方。要求スペックの高いアプリケーションを使おうとすると、どうしてもデスクトップパソコンじゃないと動かないことがあります。
最近ではゲーム・クリエーター向けノートパソコンという分野も開拓され、高性能なノートパソコンの選択肢もかなり増えました。しかし、どれも重く大きなものが多く、手軽に持ち出せるとはいえないのが現状です。
そんなときにもクラウドPCが役立ちます!
クラウドPCならデータセンター上の高性能パソコンを外出先でも利用することができます。
データセンターにある高性能PCで処理を行わせることができるため、動画編集でもAIでの機械学習でも、サクサク行えちゃいます。
クラウドPCなら情報漏洩を未然防止できる
また、強固なセキュリティも大きな特徴の一つです。
通常、パソコンのファイルはPC本体のハードディスクやSSDに保存されています。
ハードディスクやSSDといったデバイスはいとも簡単に解析可能です。端末を紛失し第三者の手に渡ってしまうと、容易にユーザーのデータにアクセスされてしまいます。
対してクラウドPCでは、ファイル・データはすべてデータセンター上にあるPC本体に保存されます。
クラウドPCにアクセスするためのノートパソコンやスマホには、データは保存されないため、万が一紛失・故障しても、情報の漏洩を防ぐことができます。
実は仮想デスクトップ(クラウドPC)は、省庁や大企業、強固なセキュリティが求められる医療・金融などの業界では昔から使われています。
クラウドPCなら端末の紛失や盗難時にもデータの流出を防ぐことができます。
クラウドPC・仮想デスクトップなら「XserverクラウドPC」がおすすめ!
いかがでしたか?
今回は仮想デスクトップ(クラウドPC)の特徴を解説してみました。
クラウドPCを使ってみたいという方は、XserverクラウドPCがおすすめです。お申し込みは下のバナーから!
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