2024/11/13(水)の日経モーニングプラスFTで山梨中央銀行の特集がありました。
2020年から静岡銀行と業務提携を行っており、最近では東京都内を含む、山梨県外との取引も積極的に増加させている。貸出金残高は2022年3月から3000億円以上の増加実績を有する。
TikTokなどSNSでの集客にも力を入れている。「とある地方の銀行員」という名でTikTokで配信を行い、登録者数1万人を機に山梨中央銀行の名を明かした。銀行の領域を広げ、より多くの顧客を獲得していく方針。
公式アプリの普及率向上にも努力しており、普及率は上昇傾向にある。
富裕層取引の状況。不動産業の金額が圧倒的に大きいが、クリニック・資産管理会社なども伸ばしている。
「山梨からゆたかな未来をきりひらく」地銀らしく山梨県の地場産業とともに成長するモットーを掲げる。
山梨県はファナックの影響でロボット製造業の出荷額が全国1位。ワイン、ジュエリーについても全国1位を誇る。
配当実績は以下の通り。2018年3月期から連続増配を達成している。2024年11月13日現在の利回りは3.5%ほど。
2013/03 | 30.00 円 |
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2014/03 | 32.50 円 |
2015/03 | 35.00 円 |
2016/03 | 50.00 円 |
2017/03 | 45.00 円 |
2018/03 | 35.00 円 |
2019/03 | 35.00 円 |
2020/03 | 35.00 円 |
2021/03 | 35.00 円 |
2022/03 | 40.00 円 |
2023/03 | 45.00 円 |
2024/03 | 56.00 円 |
2025/03(予) | 64.00 円 |
純利益は25年3月期までに60億円、配当性向は今後しばらく30%を目安に設定する方針。ROEの向上にも努力をする。頭取いわく、2028年3月のROE5%は「おそらく達成できる」。自信があるとのこと。
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