動画でスクリーンショットを撮るならShareXが断然おすすめです。無料にも関わらず、時間制限やウォーターマークといった制限が一切なく、画面録画することができます。
ShareXとは?
ShareXとは、オープンソースで開発されているスクリーンキャプチャツールです。完全無料でソースコードも公開されているため、誰でも入手することができます。
とにかく強力なスクリーンショット機能
ShareXはとにかく強力なスクリーンショット機能を搭載しています。数多くあるスクリーンショットツールのなかで、もっとも高機能なツールと言ってよいでしょう。
全画面のスクリーンショットはもちろん、指定した範囲やウィンドウ・モニターだけスクリーンショットを撮ったり、なんと自動でスクロールしながら撮影することもできます。
マウスカーソルを含めてスクリーンショットできるのもShareXのスゴイところ。Windowsの設計上、マウスカーソルを含めてスクリーンショットを撮るのは意外と難しく、対応していないアプリが多いですが、ShareXならちゃんとできます。
画像エディタも付属しており、撮影したスクリーンショットに矢印やコメントを入れたりすることもできます。ソフトウェアの解説記事などを書くときに大変重宝します。
完全無料・ウォーターマークなしで画面録画できる!
さらに、ShareXのもっともおすすめできるポイントは、完全無料なのにもかかわらず、ウォーターマークなしで画面録画できることです。
日本では画面録画というとBandicamが有名ですが、現在は有償販売となっており、無料版では時間制限やウォーターマークが入るなどの制限があります。しかし、ShareXは世界中のプログラマーが有志で開発している完全無料のアプリケーションのため、時間制限やウォーターマークといった制限が一切ありません。
もちろんコンピューターオーディオの録音にも対応しているため、音声付きのスクリーンショットを撮ることも可能です。例えば、録画ができないZOOMやYoutubeなどであっても、画面に映るものはなんでも録画することができてしまいます。
録画品質も大変優れており、コマ落ちしたり、音声が飛ぶようなこともなく、ライブで見ているのと同じくらいのレベルで録画できます。Bandicamから乗り換えて1年以上経ちますが、おそらく90%以上の人はShareXで事足りる(というかむしろShareXのほうが使いやすい)と思います。
私も重要なWeb会議や講習を受けるときなど、ShareXで録画していますが、十分すぎる性能です。とてもキレイに録画できます。
Bandicamのほうが優れている点は?
では、「Bandicamのほうが優れているところはあるの?」
個人的にはあまり思い浮かびませんが、ゲーム実況がしたいなら、Bandicamのほうがいいかもしれません。
Bandicamは独自開発のアルゴリズムで録画を行っており、なめらかに録画できるのがウリになっています。
ShareXは、どちらかというとPCの操作方法をキャプチャしたり、Web会議やYoutubeなどの動画をキャプチャするのに適しているツールです。ゲーム画面など動きの速い画面を滑らかに録画したいなら、Bandicamのほうが適していると思われます。
ただ、逆にWeb講演会の録画など、それほど滑らかである必要がないなら、ShareXで十分です。
まとめ
ShareX、おすすめです。
無料とは思えないほど、とにかく機能が充実しています。撮影した動画ファイルをGIFに自動変換してくれたり、OneDriveやDropboxといったクラウドストレージに自動でアップロードしてくれる機能もあるため、メモ感覚でバシバシとスクリーンショットを撮ることができます。
ホットキーのカスタマイズも充実しているため、たくさんの機能をキーボード操作ひとつで呼び出せます。作業効率を上げたいブロガーなどにはもってこいです。
ShareX、ぜひ一度試してみてください。
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