Axisのネットワークカメラを日本語化すると、一部のページが文字化けしてしまうことがあります。
このように文字化けしてしまうときの対処法を紹介します。
原因→言語ファイルの文字コードがおかしい
公式FTPからダウンロードした言語ファイルを調べてみたところ、一部ファイルの文字コードが誤ってエンコーディングされていることがわかりました。
言語ファイルはtarファイルとなっているため、Lhaplusなどのアーカイブソフトで展開することができます。
language.infoというファイルで文字コードが設定されています。
language.infoに記載されている文字コードはShift-JISとなっています。ソースコードにはここで設定されている文字コードが出力されます。
次に、文字化けしているページと正しく表示されるページのxmlを開いて比較してみます。
Shift-JISにすべきところ、文字化けしてしまうページの言語ファイルはUTF-8Nにエンコーディングされてしまっています。設定ページのソースコードに出力される文字コードはShift-JISなのに、一部の言語ファイルがUTF-8Nでエンコードされているため、文字化けしてしまっているようです。
言語ファイルの文字コードを修正する
ということなので、言語ファイルを展開して、含まれているファイルの文字コードをすべてShift-JISに変更してあげれば、文字化けは解決します。
まず、Lhaplusで言語ファイルを展開します。
次に、複数のファイルの文字コードを一括変換することができるフリーソフト「FCChekcer」を起動し、展開したファイルを追加します。
UTF-8のファイルを選択し、文字コードを「Shift-JIS」、改行コードを「LF」に変換します。「変換」ボタンをクリックすると、一気に文字コードが修正されます。
最後に、Lhaplusで展開したフォルダをtar形式にアーカイブします。
あとはできた言語ファイルをアップロードし直すと、文字化けが解消します。
文字化けが解消されました。
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