LINE公式サイトによると、2025年3月31日をもって、LINE Notifyのサービス提供が終了するとのことです。
LINE Nofityはプログラムやボットなどから簡単にLINEメッセージを送ることができるサービスです。
WebAPIにPOSTするだけでLINEメッセージを送ることができるため、サーバーやIoT機器からの通知など、さまざまな場面で活用されていました。
いつもLINE Notifyをご利用いただきありがとうございます。
2016年9月から開発者の皆様に提供してまいりましたLINE Notifyですが、より良いサービスを提供するため、経営資源を後継の類似プロダクトに集中させることとなり、2025年3月31日にサービスを終了させていただくことになりました。LINEを用いた通知連携サービスとして、長年にわたり多くの皆様にご愛顧いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
LINEを用いてユーザーに通知を送るプロダクトとしては、より多彩な機能を備えたMessaging APIを提供しております。
LINE Notify
公式サイトによると、”経営資源を類似プロダクトに集中させることとなったこと”がサービス終了の主な理由であるとのことです。
今後はメッセージ送信のみならず、ボット運用にも対応できるAPIサービス「Messaging API」を活用することが推奨されています。
Messaging APIの概要 | LINE Developers
LINE Notifyは完全無料のサービスでしたが、LINE Messaging APIは有料のサービスで、月ごとに無料枠が用意される形の料金設定となります。無料のコミュニケーションプランでは月間200通数までなら無料でメッセージ送信を行うことができます。
ただし、月間200通数というのは、送信メッセージの数x送付人数で算出するため、例えば10人のLINEグループにBotからメッセージを送信する場合は月間20メッセージしか送付できません。複数人で利用しているケースでは、有料プランに移行する必要が生じる可能性もあります。
LINE Notifyは手軽に使えることもあり、個人用途のみならず、業務でも使用している方は少なくないと思います。既存のAPIは2025年4月1日以降、すべて使用できなくなるとのことですので、早めにMessaging API(やSlackなど)に以降する準備を進めたほうがよさそうです。
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