画像ファイルをPDFに無劣化で変換することができる「img2pdf」を使って、ドラッグ・アンド・ドロップしたフォルダの画像をPDFに変換してくれるバッチファイルを作成してみました。
img2pdf
Convert images to PDF via direct JPEG inclusion.
pypi.org
img2pdfのインストール
img2pdfはpipでインストールできます。
pip install img2pdfPDFに変換するバッチファイルを作成する
バッチファイルを作成し、画像が含まれているフォルダをドラッグ・アンド・ドロップすると、PDFに変換してくれるようにします。
画像フォルダをドラッグアンドドロップしてPDFに変換するbatファイル
img2pdf.exe -o %1.pdf %1\*.jpg画像フォルダをドラッグアンドドロップしてPDFに変換するbatファイル（複数ディレクトリの一括変換に対応したバージョン）
for %%a in (%*) do (
echo %%a
img2pdf.exe -o %%a.pdf %%a\*.JPEG
)
pauseエディタを開き、上記のバッチファイルを作成します。
あとは作成したバッチファイルにフォルダをドラッグ・アンド・ドロップすると、フォルダに含まれているJPEGファイルが1つのPDFファイルに変換されます。
MacやLinuxであれば、以下のような感じでしょうか。
#!/bin/bash
img2pdf -v $1/*.jpg -o $1.pdf引数に画像ファイルが含まれるディレクトリパスを指定すれば、PDFに変換されます。もちろんパスが通っている必要がありますので、あらかじめコマンドが実行できることを確認しておくようにしましょう。
GUIで画像ファイルをPDFに変換するには？
上記の方法が難しいという方は、GUIで画像ファイルをPDFに変換できるPDF Combineというアプリがおすすめです。
PDF Combineは、大量の画像ファイルも一気にPDFに変換することができます。
さらに、WordやExcelのPDF変換も同時にできてしまうという優れもの。
変換前にページ順を入れ替えたりすることもできるので、画像をPDFに変換する機会が多い方におすすめのアプリです。
まとめ
今回は画像ファイルをPDFに変換するバッチファイルを紹介しました。ご活用いただければ幸いです。
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