バスの暖房が効きすぎて暑いときの対処法!意外と知らない裏ワザとは?

「バスの暖房が効きすぎて暑い!」そんなときってありませんか?

実は最近の観光・高速バスには、暖房中でも涼しい風を送ってくれる機能が搭載されています!

今回はそんな便利なだけど意外と知られていないバスのエアコンの使い方をご紹介します。

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対処法→座席上の送風口を開ける!

結論から申し上げましょう。

「バスの暖房が効きすぎて暑い!」

そんなときは座席上の送風口を開けてみましょう!爽やかな涼しい風が出てきますよ♪

「え?温風が出てくるでしょ?」というあなた。まずはお試しあれ。

3秒後には「ホントだ!」と納得してくれることでしょう!

~ここからはマニアックな解説です~

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なぜバスは冬でも暑いのか?

そもそもなぜバスの車内は暑くなってしまうのでしょうか?

単純に暖房の効きすぎもありますが、理由の一つが天井付近と足元の温度差にあると考えられます。

そもそも空気には、温かい空気は上に、冷たい空気は下に向かう性質があります。

暖房により温められた空気はバス車内の天井付近に停滞しやすく、これがのぼせ感をもたらす原因になります。

また、バス特有の問題として、四方を大きな窓に囲まれている点が挙げられます。

車内の空気が冷たい窓ガラスで冷やされ、冷たい空気が絶えず足元に向かうことで、頭だけが火照り、足元は寒いという最悪な環境をもたらしてしまうのです。

火照りを防止する「バイレベル機能」とは?

この不快な温度差を解消してくれる機能がバイレベル機能です。

バイレベルとは足元からは温風、天井からは冷風(涼風)を出す機能のことです。

皆さん、バスの座席の上にエアコンの送風口が装備されていることはご存知でしょう。

”暖房中はこの送風口からも温風が出てくるんでしょ?”と思いこんでいる方が多いようですが、試しに開けてみてください。実は、暖房中も涼しい風が出てくるようになっています。

冷えやすい足元に温風を送ると同時に、火照りやすい顔付近にはクーラーからの涼しい風を送ることで、快適な車内空間を保てるようになっているのです。

コンピューターが外気温や室温を計算し、内外気を混合しながら、涼しくも寒すぎない絶妙な温度に調整した風が出てくるようになっています。

バスのエアコンって、結構賢いんですよ♪

以前はグレードの高いバスにしか搭載されていませんでしたが、最近はほぼすべての観光型バスで装備されている機能です。

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