ここ数年間、精力的にバス運転士を募集している仙台市営バス。
仙台市営バスでは、長年にわたり運転士の新規採用を行ってきませんでした。
しかし、近い将来に起こるであろう団塊世代の一挙離脱に備え、現在は集中的に人材募集を行っています。
採用を開始して以来、応募倍率は高い状態となっていますが、実際の給与ってどれくらいなのでしょうか。
資料を頂く機会がありましたので、ご紹介させていただきます。
仙台市営バス運転手になるまでの道のり
仙台市営バスでは、バス運転手教習生(現在大型二種免許を所持していない人向けの募集)とバス運転手(大型二種免許取得済みの人向けの募集)の2種類を行っています。
バス運転手教習生として採用されると、以下のような流れでキャリアを歩むことになります。
まずはバスの運転に必要不可欠な「大型二種免許」を取得します。
教習所に通い、約3ヶ月で免許を取得します。
免許を取得したら、仙台市営バスの車両を使って教習を行います。
経路を覚えたり、実践的な運転技能を学びます。
教習を修了したら、いよいよ単独乗務がスタート。
仙台市営バスのハンドルを握り、自らの手でお客さんを目的地までお送りします。
仙台市営バスの気になる給与は?
給与は上記3ステップのどの時点かにより異なります。
仙台市交通局から頂いた資料によりますと、給与モデルは以下とのことでした。
大型二種免許の取得まで | 月15万円 |
仙台市営バスでの教習中 | 月22万円 |
単独乗務開始後 | 月26万円 |
上記金額には各種手当も含まれます。また税金や社会保険料が引かれる前の金額ですので、手取りはもう少し減ります。
年収のめやすについては、1年目でおよそ300万円、5年目で330万円くらいとのこと。
もちろん目安ですので、実際の給与には個人差がある可能性はあります。
令和3年の厚生労働省の調査によると、1年目のバス運転手の基本給(残業を含まない給与)は平均約22万円となっています。
おおむね全国平均と同等かそれ以上の給与と考えられます。
まとめ
いかがでしたか?
仙台市営バスのバス運転士になりたい方の参考になれば幸いです!
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