仙台市交通局が2025年秋の路線バス運転手採用を開始しました。
仙台市交通局 2025年秋採用のまとめ ~路線バス運転士のほか、教習生も10名募集あり!~
仙台市営バスを運営する仙台市交通局では、年3回(春・秋・冬)職員の採用を行っています。

2025年7月9日から2025年度 秋の募集が始まり、バス教習生と路線バス運転士、各10名程度の募集が行われます。
- 教習生 10名程度
- 路線バス運転士(週30時間) 10名程度
- 路線バス運転士(パート) 若干名

路線バス運転士の募集人数は「10名程度」とされていますが、実際には毎回15人程度の採用が行われています♪
パート職員の採用は1人取るか取らないか、といったところです。
応募要件は以下の通りです。

教習生、路線バス運転士とも、満55歳未満であれば応募できます。路線バス運転士(パート)については、満60歳未満の人が対象です。
「教習生」なら普通免許(AT限定OK)でも応募できます!
教習生枠として応募する場合は、普通自動車免許(ATのみでもOK)があれば応募することができます。

交通局の業務に携わりながら、教習所に通い大型二種免許を取得することができます。
免許取得費用は交通局が負担してくれます。昨今では大型二種免許を取得するのに50万円程度かかりますが、仙台市交通局の教習生制度を活用することで、おトクに免許をゲットできます。(もちろん給料も出ますよ♪)
路線バス運転士の枠に応募するには、大型二種免許が必要です。
採用試験は面接と適性検査
採用試験は面接が主です。加えて適性検査があります。
採用試験については説明会に参加するといろいろ聞けます。
採用後は何をするの?仙台市営バス運転手になるまでの道のり
仙台市営バスでは、バス運転手教習生(現在大型二種免許を所持していない人向けの募集)とバス運転手(大型二種免許取得済みの人向けの募集)の2種類を行っています。

バス運転手教習生として採用されると、以下のような流れでキャリアを歩むことになります。
まずはバスの運転に必要不可欠な「大型二種免許」を取得します。
教習所に通い、約3ヶ月で免許を取得します。
免許を取得したら、仙台市営バスの車両を使って教習を行います。
経路を覚えたり、実践的な運転技能を学びます。
教習を修了したら、いよいよ単独乗務がスタート。
仙台市営バスのハンドルを握り、自らの手でお客さんを目的地までお送りします。
仙台市営バス運転士の給与は?
路線バス運転士として採用された場合の給与は、以下が目安となります。

概ね20万円からのスタートで、1年目の年収が420万円、2年目で445万円、3年目で460万円といった金額となります。
教習生として採用された場合の給与は、どの時点かにより異なります。(注:ここでの金額は令和3年度の資料記載のもの。現在はもっと上がっている可能性が高いです。)
大型二種免許の取得まで | 月15万円 |
仙台市営バスでの教習中 | 月22万円 |
単独乗務開始後 | 月26万円 |
上記金額には各種手当も含まれます。また税金や社会保険料が引かれる前の金額ですので、手取りはもう少し減ります。
年収のめやすについては、1年目でおよそ300万円、5年目で330万円くらいとのこと。
もちろん目安ですので、実際の給与には個人差がある可能性はあります。

令和3年の厚生労働省の調査によると、1年目のバス運転手の基本給(残業を含まない給与)は平均約22万円となっています。
おおむね全国平均と同等かそれ以上の給与と考えられます。
募集期間は2025年8月12日(火)まで!早めに応募しよう!
募集期間は令和7年7月9日(水)~令和7年8月12日(火)の約1ヶ月間となります。
説明会なども開催される予定ですので、考えている方は積極的に参加していきましょう!