バスの写真を綺麗に撮りたい方向けに、当サイト管理人がどのような点に気をつけて撮影しているか解説します。
「順光」「望遠」「シャッタースピード」の3つを意識しよう!
バスをキレイに撮るためのキーワードは「順光」「望遠」「シャッタースピード」の3つです。
まず「順光」

太陽を背にして撮ってみましょう!これだけで写真が大きく変わります!
逆光の写真は暗くなってしまい、完成度が下がりがちです。
太陽を背に撮ることで、十分な光量を確保し、鮮やかな写真を撮影することができます。

順光を意識すると、コンデジでも十分キレイな写真が撮れちゃいます♪
次に「望遠」

なるべく遠くから望遠レンズで撮影しましょう!
近くから標準レンズで撮影すると、パース(遠近感)が強調されがちです。
遠くから望遠レンズで撮影すると圧縮効果と言って、遠近感をうまい具合に打ち消すことができます。
これにより車両全体をバランス良く写すことができます。
最後に「シャッタースピード」と「ピント」
いつのまにかキーワードが4つに増えてしまいました(笑)
どんなにいい構図でも、手ぶれとピンボケがあると台無しです。
ISO感度を調節するなどして、十分なシャッタースピードを確保しましょう。
目安としては焦点距離の2倍以上のシャッタースピードを確保するのがおすすめです。
200mmなら1/400secくらいのシャッタースピードがほしいところ。
最近のレンズには手ぶれ補正機能がついていますが、手ぶれ補正があっても、被写体ブレは防げません。手ぶれ補正に頼りすぎず、シャッタースピードの確保が大切です。
ピントは適切なAFモードの選択が重要です。AF-SやAFサーボなど動体に適したモードにセットしておきましょう。
加えて、シングルAFポイントにして、確実に車両にピントを合わせるように狙うことで、ピンボケ率は大幅に下げることができます。
まとめ:カメラは安価な一眼レフで十分!完成度を上げるならRAW撮影をやってみよう!
今回はバスをキレイに撮るコツをご紹介しました。
どんなカメラがいいの?という方もいるかもしれませんが、カメラはエントリーモデルの一眼レフがおすすめです。
筆者はニコン d5600を使用しています。レンズはキットレンズのAF-P18-55mm、AF-S 55-200mm(Ⅱ)を使っています。
当サイトの写真の99%はD5600で撮影しています。キヤノンでいうとこのkissシリーズ相当のエントリーモデルですが、十分キレイではないでしょうか。

今回取り上げた4つのコツを押さえることで、エントリーモデルの一眼レフでも十分キレイに撮影することができます。
さらに写真の完成度を上げたいならRAW撮影がおすすめです。カメラのグレードより、むしろRAWで撮っているかどうかが重要です。
RAWで撮って現像処理することで、見栄えする写真に仕上げることが可能になります。筆者はRAWで撮影して、Adobe Lightroomというソフトで現像処理しています。
コンデジは十分な品質のRAWが得られないことが多いため、おすすめしません。(RAW機能が付いているコンデジもありますが、ソニーRX100、リコーGRシリーズなどの高級機を除き、編集に耐える品質のRAWは撮れないと思っておいたほうがよいです。←実験済み。コスパを考えると中古の一眼レフを手に入れた方が断然ヨシ)
中古でいいので一眼レフ(ミラーレスでもOK)を入手して、4つのコツを守り、RAW撮影すれば十二分に満足できる写真が撮れることと思います。ぜひチャレンジしてみてください!