日野自動車の大型観光バス「日野セレガ」が2023年4月から出荷再開することになりました。
A09Cエンジンのみ出荷再開に
出荷が再開されるのは、日野セレガのうちA09Cエンジンを搭載するモデルとなります。
日野セレガにはA09CとE13Cという2種類のエンジンがラインナップされていました。
(A09Cが標準仕様、E13Cは高馬力仕様)
今回はA09C搭載モデルのみの出荷再開となり、E13Cは引き続き出荷できないことになります。
出荷再開による日野自への影響は?
日野セレガとOEMのいすゞガーラは、今や国内の大型観光バスを代表するモデルとなっています。
今回はA09Cエンジン搭載モデルのみの出荷再開となっていますが、これまで日野セレガ・いすゞガーラの多くには、A09Cが搭載されていました。
よって、私としてはかなりの台数が出荷できるようになるのではないかと考えています。
少なくとも、認証取り消し前のセレガ出荷台数の50%以上は出荷できるようになるのではないでしょうか。
参考記事
参考記事です。
▼日野自動車が行った不正の内容について解説しています。
日野は何をした?日野自動車が犯した不正の内容をまとめてみた | バスにっき
▼E13Cとの違いについては、次の記事をご覧ください。
【日野自動車】「日野プロフィア」の出荷を一部再開。再認可を受けたA09Cエンジンとは? | バスにっき
A09CとE13Cの主な違いは出力にあります。A09Cが標準出力に対して、E13Cは高馬力仕様になっています。