とあるヤマハルーターの起動時間をチェックしたら・・・
起動からの経過時間: 15601日 13:42:43
とエグいことになっていた。
いやっ、このルーター42年間動き続けてるよ!
ギネス登録か!?
つーか、インターネットって1980年にあったか??(←心の声)
つーか、このルーターそのとき製造されてねーよな・・・(←心の声2)
なんでこうなった?
ホントに40年も動き続けていたのか?
↓たぶんこういうことである。
ヤマハルーターでは、メモリー電池が切れていると、既定の時刻(1980年1月1日)にリセットされてしまう。
↓
その状態で電源投入。同時に時計が動き出し、起動時刻がメモリに記録される。
↓
時刻設定して正しい時刻にセットされる
起動時間は、起動した日時と現在日時の差から算出されている。
起動時刻はリセットされた状態の時計、すなわち1980年1月1日だった。
時刻補正された後もそのデータは維持されている。その状態で起動時刻を確認した。
結果、今回のようにとんでもない値が表示されてしまうというからくりである。
正しい時間に変更された瞬間に、ヤマハルーター内では40年くらいの時空の歪みが生じていたわけである。
対策
時刻設定後に再起動しておこう。
メモリー電池が切れている状態で電源を落とすと、また時計が1980年に戻ってしまう。
再起動なら電源が落ちることはないので、内蔵時計は保たれた状態で起動することになる。
結果、正しい起動時刻が記録され、本当の起動時間を確認することができるようになる。
”メモリー電池が切れているヤマハルーターは、時刻設定したら再起動しておきましょう”という話でした。
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