急に仕事が休みになったので、久しぶりにバスで福島まで行ってきました。ちょうど大雪の日だったのですが、車窓からの雪景色がきれいで、とてもいい旅でした。仙台・福島線のご紹介を兼ねて、(軽くですが)乗車レポートを書いてみましたので、ご覧ください。
今回は一昨年に福島へ行った際の記事です。書きかけの記事が残されていたため、焼き直してアップしてみました。
マニア向け記事ですが、一般の方でも新たな発見があるかも(笑)
安くて早い!福島へいくなら福島交通の高速バス「仙台⇔福島線」がおすすめ!
はじめに福島交通 仙台・福島線のご紹介をしておきます。
- 12:50宮交仙台バスセンター
乗車のみ(40番ポール)。屋内に待合室がある。券売機で片道・往復乗車券を購入可能。
- 12:53広瀬通一番町
乗車のみ。通称「フォーラス前」バス停。
- 1時間くらい(高速走行)
西道路→仙台宮城IC→東北道→福島飯坂ICと走行
※途中無停車・休憩なしです。
バスにトイレはありません。トイレ行ってから乗りましょう! - 13:50くらい福島市内へ
天王下~原田東~稲荷田~福島中央郵便局~福島駅東口~福島県庁前~福島市役所入口~福島競馬場(終点)
仙台⇔福島線は、仙台駅前(仙台高速バスセンター)と福島駅前・福島競馬場を結ぶ高速路線バスです。仙台駅前から福島駅前まで、およそ1時間20分ほどで行くことができ、多くの方に利用されています。
運行頻度は1時間に1本ほど。自由乗車制で、同じ仙台発着の高速バス「仙台⇔山形線」に比べれば本数は少ないものの、朝夕は40分に1本の頻度で運行されているので安心です。
運賃も安く片道わずか1,300円で乗車できます。2人でも使える往復券を購入すれば2,200円で済みますし、新幹線と比べれば圧倒的な安さです。往復券はバスを降りる際に購入できますので、往復or2人でご利用の方は運転手さんに伝えて、ぜひ利用しましょう。
なお、仙台高速バスセンター構内にある券売機を使えば、あらかじめ往復券を購入することも可能です。時間があるときはあらかじめ購入しておくとスムーズですので、あわせておすすめしておきます。
仙台駅前から乗車!
今回は仙台駅前(仙台高速バスセンター)から乗車しました。
やってきたのは、福島交通のエアロバス(KL-MS86MP) 福島200あ1です。
実はこのバスに乗るのは3回連続となります。以前福島へ行ったときもこの車両でした。時間も時期も全く違うのに不思議なめぐり合わせです。
12:05 定時で発車すると、バスは5分ほど広瀬通をまっすぐ走り、「広瀬通一番町」停留所に停車します。
「広瀬通一番町」停留所は、仙台フォーラスの下のところにあるバス停です。たくさんの高速バスが通る停留所で、朝夕はかなり混雑します。ディズニーストアと動くカニが目印です。5名ほどが乗車してきました。
「広瀬通一番町」発車後は、福島まで無停車・直行となります。広瀬通を直進し、西道路に入ります。
仙台宮城ICより東北道上り線へ合流します。
東北道も見事な雪景色です。
「太白山第二橋」をくぐり抜けます。
実はこの橋、未完成の橋なんです。詳細はヨッキれんさんの「山さいがねが」を↓↓
しばらく走って、村田ジャンクションを通過。
村田JCTは山形道の始点となっています。山形行きや川崎行きの高速バスは、ここから山形道へ入る形となります。
山形道は秋に走るといいですよ。紅葉がきれい!
~車両のはなし~
ここで今回乗車した車両を紹介しましょう。
無過給・大排気量のV8エンジン「8M21」を積んでいます。マジでいい音します!
ネット情報によると、2005年製のようです。同年にPJ代が発表され、PJ代以降は直列6気筒エンジンが搭載されるようになっています。エアロシリーズ最後のV8モデルです。
元観光用のようで、テレビ・シャンデリアなどが装備されています。
テレビは前・中・後と、3台もついています。なかなか贅沢な仕様です。
洋服掛けも装備されています。
座席はスタンダードな4列シート。11列シートなのでとても広いです。
最後尾はかなり広く、ほぼ足を伸ばせます。
ミッションはフィンガーコントロール式の6MT。KL代エアロバスは、フィンガーシフトが標準装備になっています。
一見古そうに見えるバスですが、設備はしっかりしていますので、ご安心を!
つづき
東北道上り線をひた走ります。
途中で福島交通の郡山行きを追い抜き。仙台⇔郡山間も高速バスが運行されており、乗り換え不要で郡山まで行くことができます。
南下するにつれて、いよいよ雪がすごくなってきました。
福島飯坂ICから一般道へ
乗車から1時間ほど経過し、長かった高速走行も終わりに近づきました。福島飯坂インターチェンジで高速道を下ります。
高速を降りると、すぐにバス停です。
降りた福島飯坂ICすぐのところにある「天王下」停留所。
福島って、いろんな名産があります。果物もそのうちの一つで、「くだもの王国」と呼ばれているとか。
そのまま道なりに進み、いくつかの停留所を経由します。
信夫山トンネルをくぐり抜け、
福島市中心部に入ります。
14:05、福島駅前に到着。乗車時間(仙台バスセンターから)は1時間15分でした。
お手頃な運賃が魅力の仙台・福島線
赤べこや果物などさまざまな名品が揃っている福島県。高速バス「仙台・福島線」を使えば、仙台からわずか1時間・1000円ちょっとで行けてしまいます。
福島へ行く際は、ぜひ利用してみてくださいね♪
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