”エアロバス”とは三菱ふそうが販売していたバスの名前である。エアロパーツがついたバスと言う意味ではない。
今回は写真でエアロバスの変遷を振り返ってみたいと思う。
【初代】三菱ふそう エアロバス(MS7系)
1982年発売。エアロの系譜はここから始まった。
【2代目】三菱ふそう エアロバス(MS8系)
より近代的なデザインに生まれ変わった2代目エアロバス。1992年から2007年まで販売。
「観光バスといえばエアロバス」そんな時代があった。
他のメーカーを凌駕する高い車体性能で一世を風靡した。大型観光バスのシェア約70%を獲得し、長らく覇権を掌握していたモデルである。末期は三菱リコール隠し問題の影響もあり、シェアを落とした。
【3代目】三菱ふそう エアロエース
2007年販売。フルモデルチェンジが実施され、スタイリッシュなデザインに一新された。同時に「エアロバス」から「エアロエース」に改名。
車内のデザインやD席まわりも大きく変更された。一方、足回りなど目に見えないところでは、MS8系から受け継いでいる部分も多く、ふそうエアロの名に恥じない高い運転操作性はしっかり継承されている。
2017年にはフィンガーコントロールMTが廃止。円滑な変速を実現する8速AMT「ShiftPilot」が搭載されるなど、技術面でも進化を遂げている。
2019年にはフロント形状が変更され、より革新的な印象を与えるデザインとなった。
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