栗駒山麓ジオパークビジターセンターが面白い!栗原市の自然や資源のありがたみを実感できます!

旅行

宮城県栗原市にある「栗駒山麓ジオパークビジターセンター」に行ってきました。

栗駒山麓ジオパークビジターセンター

栗原市は2008年の内陸地震で大きな被害を受けた地区です。もう10年以上経過しているため、記憶にない方も多いかもしれませんが、最大深度7、仙台市内においても震度5強を記録するなど、かなり大きな地震でした。当時の宮城県内では、30年周期でやってくるとされる宮城県沖地震が恐れられており、「これが宮城県地震か!?」と揺れている最中に、机の下に身を隠しながら考えていたことを思い出します。揺れが落ち着いてからラジオをつけてみたら、震源が内陸で驚いた記憶があります。

そんな栗原市に2019年にオープンしたのが、今回訪問した栗駒山麓ジオパーク ビジターセンター」。ジオパークとは、

地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所

日本ジオパークネットワークHPより

ということで、当地の地理や動植物、生態系、資源、災害などを通じ、地球のダイナミクスについて楽しみながら学習できる施設ということみたいです。

栗駒山麓ジオパーク ビジターセンター

開館時間:
午前9時から午後5時(3月から11月)
午前9時から午後4時(12月から2月)

場所:宮城県栗原市栗駒松倉東貴船5番地

休館日:
毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日から翌年の1月3日)

入館料:無料

これまでも行ってみようかなと思うことはありましたが、距離的な問題でなかなか行けていませんでした。今回、車で栗駒山へ紅葉を見に行く機会に恵まれたため、訪問してみることにしました。

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自然資源が勢揃い!山も鉱物も鉄道もある栗原

ひとことに自然資源といっても、たくさんの種類があります。

  • 河川
  • 動物
  • 植物
  • 岩石

などなど。

栗原市の特徴は、これらの資源のほとんどが網羅されているところにあります。

まずは山。言うまでもなく、1600m超えの活火山栗駒山が鎮座しており、毎年紅葉の時期には多くの観光客で賑わいを見せています。

栗駒山の紅葉
ジオパークセンターに訪問する前に紅葉も見てきました

そして、特徴的なのが鉱物。栗原市にある細倉鉱山は、日本を代表する鉱山の一つでした。現在は閉山してしまっていますが、跡地を活用し、細倉マインパークというテーマパークが設立されています。細倉鉱山の全盛期から閉山までの歴史や、当時採掘に使用されていた器具など、貴重な資料の数々を間近で目にすることができます。

細倉マインパーク|栗原市観光ポータルサイト ぎゅぎゅっとくりはらのホームページ(公式ホームページ)
栗原市の細倉マインパークです

そして、当ブログのメインである交通に関する資源もあります。そう!「くりでん」です。「くりでん」の愛称で親しまれているくりはら田園鉄道も、栗原が舞台であり、線路などの当時の遺産もそのまま残されています。くりでんミュージアムに行けば、当時の車両を間近で見ることはもちろんのこと、シミュレーターで運転したり、イベント開催日であれば、動態保存されている車両に乗車することもできちゃいます。

くりでんの写真
くりでんミュージアムの写真
運転台もみれちゃう
くりでんミュージアムの写真
くりでんミュージアム|栗原市観光ポータルサイト ぎゅぎゅっとくりはらのホームページ(公式ホームページ)
栗原市のくりでんミュージアムです

このほかにも伊豆沼といった生態系や2008年の岩手・宮城内陸地震など、栗原という地にはたくさんの自然現象とそれらに直面してきた先人たちの知恵と経験が詰め込まれています。こんなにいろいろ揃っている地域は珍しいのではないでしょうか。

伊豆沼の白鳥
伊豆沼には毎年たくさんの渡り鳥がやってきます。白鳥がほかの白鳥にかじりつく瞬間も見れたりします(笑)↑

栗駒山麓ジオパーク ビジターセンターは、栗原の豊富な自然の叡智をわかりやすく教えてくれます。

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展示室

受付を済ませると、ガイドさんがビジターセンターや栗原市の自然環境について解説してくれます。

栗駒山麓ジオパークビジターセンター

こちらの鳥瞰図は、伊豆沼から青森県まで一気に俯瞰したもの。ここまで広い範囲を写したものはかなり貴重とのこと。ガイドさんに聞くと、たいへん分かりやすく解説していただけます。質問があればどんどん聞いてみましょう。

奥に進むと展示室になっています。動画や体験型の展示が多く、非常にわかりやすいです。

栗駒山麓ジオパークビジターセンター
栗駒山麓ジオパークビジターセンター
栗駒山麓ジオパークビジターセンター

内陸地震の際は、300mもの地すべりが発生しました。

栗駒山麓ジオパークビジターセンター

300mまるごと地面がずれるって、なかなかですよね。

仙台の地図でいうと、仙台駅全体と周辺の建物がまるごと滑って、勾当台公園まで移動したようなものです。巻き込まれたらひとたまりもありません。

自然が豊富ということは、すなわち災害も多いということ。自然との共生の重要性、自然の恐ろしさを知り、多くの方が命を守る術を身に着けてほしいというのもビジターセンターのメインテーマのひとつになっています。

栗駒山麓ジオパークビジターセンター
栗駒山麓ジオパークビジターセンター
栗駒山麓ジオパークビジターセンター
栗駒山麓ジオパークビジターセンター

シアター

床まで広がる大画面のスクリーンに栗原の自然が映し出されます。

栗駒山麓ジオパークビジターセンターのシアター
栗駒山麓ジオパークビジターセンターのシアター
栗駒山麓ジオパークビジターセンターのシアター

約10分おきに上映されています。こちらも観覧は無料です。

床面を歩くと、映像が動きます。子どもたちがよろこびそうな仕掛けですね。

栗駒山麓ジオパークビジターセンターのシアター

廃校となった栗原小学校の体育館跡地を改装して、シアターにしたようです。廃校にしては年数が経っていないようすで、かなりきれいでした。展示内容はもちろんのこと、建物自体もなかなか魅力的でしたよ。

栗駒山麓ジオパークビジターセンターのシアター

栗原の自然をより楽しめるように

ただ眺めるだけでも自然が美しい栗原ですが、その自然ができるまでのメカニズムや生態系、先人たちの生活など、意識しないとわからない部分を学ぶことで、よりいっそう栗原の自然を楽しむことができるようになります。

これまで何度か足を運んでいる栗原市ですが、ジオパークビジターセンターに行くことで、身の回りにある自然や資源のありがたみを再確認することができました。

また、大きな被害を出した岩手・宮城内陸地震の記憶も蘇らせることができたのもよかったです。どうしても東日本大震災の津波ばかりが注目されがちですが、内陸地震の怖さも次世代に受け継ぐことを忘れてはなりません。自分も海側の人間なもので、正直なところ、岩手・宮城内陸地震については記憶の彼方に追いやられていた部分がありましたが、今回訪問したことで当時の記憶を呼び戻すことができ、よかったと感じています。

大人はもちろんですが、子供にとっても楽しめる内容になっています。これだけ充実しているのに、なんと入館料は無料です!自由研究のテーマなどにも大いに役立ちそうですので、子連れの方にもおすすめできます!

ぜひ訪れてみてください!

栗駒山麓ジオパーク ビジターセンター

開館時間:
午前9時から午後5時(3月から11月)
午前9時から午後4時(12月から2月)

場所:宮城県栗原市栗駒松倉東貴船5番地

休館日:
毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日から翌年の1月3日)

入館料:無料

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