【レッツノートRZ】「RZは黄ばむ」とは限らない!実際に購入してわかった、黄ばむRZ4と黄ばまないRZ4の見分け方

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 液晶の黄ばみで有名な「レッツノート RZ4」。中古のレッツノートを検討するとき、避けるようにしている方は少なからずいるようです。

 しかし、中古市場にあるたくさんのRZ4を調べ尽くした結果、実は黄ばまないRZ4も存在することがわかりました。当記事では、黄ばむRZ4とそうではないRZ4の見分け方を紹介します。

2021年8月現在、購入してからまもなく2年半経とうとしていますが、黄ばみはまったくありません!

2022年9月 購入して3年半。黄ばみはありません!もう大丈夫だね♪

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「RZ4の黄ばみ問題」とは?

 レッツノートRZシリーズは、パナソニックが販売している法人向けラップトップの1つです。小型軽量を突き詰めながらも、高性能・高拡張性を兼ね揃えているというのが特徴で、移動が多いビジネスマンなどに愛用されています。

 このRZシリーズは、現在もRZ8というモデルが販売されています。「RZ4黄ばみ問題」とは、2014年から2015年まで販売されていた初代RZシリーズ「RZ4」で起こるとされる、液晶が黄ばんでくるという問題のことです。

RZシリーズの変遷
  • 2014
    初代「RZ4」

    10.1型小型軽量ノートパソコン「RZシリーズ」が新登場。

    しかし、液晶の黄ばみがネット上で叫ばれるように!

  • 2015/11
    2代目「RZ5」

    ネット上での叫びが聞こえなくなった

  • 2016/10
    3代目「RZ6」

  • 2020/10
    4代目「RZ8」

    現行モデル

 この「RZ4黄ばみ問題」、なかなか重篤です。液晶ディスプレイの内部に黄色い結晶のようなものが大量に発生し、誰がみてもわかるくらい液晶が黄ばんでしまいます。だいたい画面辺縁から黄ばみが始まり、しだいに画面全体に広がっていくという経過をたどります。最終的にはディスプレイ全体が黄砂のように曇り、視認性が下がってしまうという恐ろしいものです。

 こちらのサイト様が写真つきで紹介されています。

レッツノートCF-RZ4の液晶が黄ばむ - 新幹線通勤の日々+
購入して半年弱のレッツノートCF-RZ4の液晶画面のコーナーやエッジ部分が黄ばん...

 しかも、修理は有償。Panasonicらしくない対応ですが、保証期間を過ぎてからでは、有償修理しか受け付けてくれないという塩対応です。普通に使っていても黄ばんでくるわけなので、本来リコール対象だと思うのですが、そういった対応をしてくれる気配はありません。

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できるだけ安くRZを手にしたい!黄ばまないRZはないのだろうか?

 この黄ばみ問題は、RZ5になってからは解消していることがわかっています。よって、安心したければRZ5以降を購入すればいいことなるのですが、いかんせん、価格が高い。。

 僕が買った当時は、RZ5とRZ4の価格差が割と残っており、できればRZ4を購入したいと思っていたわけです。

 「ホントにすべてのRZ4が黄ばむのかな?黄ばまないRZ4はないのかなぁ~」

 そこで、ヤフオクに掲載されているすべてのRZ4を調べてみることにしました。

調査した結論→「2015年夏以降のモデルは黄ばまない」

 ヤフオクに加え、いくつかの中古パソコン店に足を運び、法人モデルのレッツノートRZ4を40台くらい調べました。

調査方法
  • 台数:約40台
  • 調査期間:2018年3月
  • 対象:法人モデルのRZ4(個人モデルは対象外とした。理由は後述
    ①ヤフオクに出品されていたレッツノートRZ4
    ②近所の中古パソコン店に展示されていたレッツノートRZ4
    ③同僚のRZ4
  • ヤフオクについては、掲載されていた商品写真をもとに調査。
  • 実機については、目視にて黄ばみの有無を確認した。

結果、以下の事実が判明しました。

調査結果
  • 2014年~2015年春までのモデルは、例外なく100%黄ばみが発生する。
  • 2015年夏モデル(型式がCF-RZ4Dではじまるもの)以降であれば黄ばまない。

 結論を先にいいますと、2015年夏以降に製造されたモデルであれば、RZ4でも黄ばまないことがわかりました。

 たしかに、RZ4の中古全体でいうと、黄ばんでいる個体が多いのは間違いありません。しかし、1台1台よく確認してみると、黄ばんでいない個体も少なからずありました。注意書きには「黄ばみあり」と書かれていても、写真を確認するとまったく黄ばみが認められないというケースも散見されました。

 では、黄ばみがある個体とない個体では、何が違っているのでしょうか。黄ばみがある個体とない個体に分けて比較してみたところ、その秘密は製造年月にあることがわかりました。

 レッツノートRZ4は、2014年10月から販売が開始されています。販売開始直後にあたる、2014年~2015年春に製造されたモデルは噂通りで、ほとんどが黄ばんでいました。一部黄ばんでいないものもありましたが、おそらく液晶パネルを修理交換したものと考えられます。しかし、2015年夏以降のモデルに絞ってみると、黄ばんでいる個体はゼロでした。

 さすがにパナソニックも液晶の不具合に気がついたのでしょう。2015年に入って、ディスプレイを改良したものと思われます。RZ4シリーズは2016年10月まで販売されていましたが、2015年5月のモデルチェンジ以降、それまで指摘されていた黄ばみ問題は解消されていたようです。

 よって、黄ばまないRZ4を入手したい時は、2015年夏モデル(2015年5月発売)より後のものを購入すればOKということになります。

 ちなみに、個人モデルを外した理由は、使用時間を調べることができないためです。個人モデルと法人モデルとでは、搭載されているBIOSに若干差があり、法人モデルのみ使用時間を調べることができます。今回は使用時間による差も考慮したかったため、個人モデルは除外しました。

なお、使用時間による黄ばみの差も調べてみましたが、自分が調べたなかでは、とくに有意差はありませんでした。使用が長くなると黄ばむということではなく、あくまで製造されたタイミングで黄ばむor黄ばまないが決まっているようです。

実際に買ってみた!

 と、これだけではただの調べ学習で終わってしまうのですが、実際にこの結果をうけて、黄ばまないであろう中古のRZ4を購入してみました。

 購入したのは、法人向けRZ4シリーズの2015年夏モデル「CF-RZ4DDACS」。PCコンフルヤフオク店にて、ほぼ未使用の美品を2019年4月に6万円で購入しました。

 RZ4の型式は基本的にCF-RZ4ではじまり、アルファベットがつづきます。流通量が多い法人モデルに限って言えば、2015年夏以降に販売されたモデルはCF-RZ4Dで始まるものとなります。そこで今回はCF-RZ4DDACSの個体を購入することにしました。

▼そして、こちらが使用開始から2年が経とうとしている現在のようすです

  見事、まったく黄ばみはありません!

 事務作業用のPCとして、この2年間ほぼ毎日使用してきましたが、まったく問題ありませんでした。さきほど紹介したサイトのような黄ばみは一切見られません。

 辺縁をクローズアップしてみても、変色などは皆無です。

 写真ではわかりにくいですが、肉眼では大変クリアに映っていることが確認できます。現行型のRZ8とまったく同じと言っていい発色です。iPadと見比べてみても、遜色ない発色をしています。

 やはり「2015夏以降のRZ4は黄ばまない」という説は、当たりだったようです。

【結論】中古のRZ4を買うときは、2015年夏以降のモデルを選ぼう

 レッツノートRZ4の黄ばみは、非常に厄介です。

 しかし、たくさんの中古を調べ、本当に買って確かめた結果、2015夏以降のモデル(CF-RZ4D)はRZ4でも黄ばみが起こらないということがわかりました。

 中古パソコンのリース期間はおよそ6年。今年は2015年からちょうど6年ということで、2015年夏以降に製造された「黄ばまないRZ4」が多く出回り始めることが予想されます。少しでも安く手に入れたいというのであれば、RZ4も選択肢に入れてもらってよいと思いますので、中古を検討する時は参考にしてみてください。

万が一僕のRZ4が黄ばみはじめたときは、すぐに報告します!

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