福島へ行ってきた帰りは阿武隈急行で仙台まで帰ってきました!
福島駅向かって右にあるホームから乗車します。
いまだに自動改札はなく、駅員さんが目視でチェックしてくれます。
ホームは福島交通飯坂線と共通です。ホームへ向かって右手に飯坂線、左手に阿武隈急行が発着するようになっています。
しばらく待っているとやってきました!
阿武隈急行 8100系電車です。
1988年から導入された車両で、車齢は30年以上。バスで言えばキュービックやパンダエアロが全盛だったころの電車です。だんだんと新型車両(AB900系)に置き換えが進んでいるため、乗るなら今のうちですよ~
バスも電車も新しいほうが好みの現役鉄道マンKはがっかりしてましたが、自分は満足満足(・∀・)v
車内も趣があっていいですね。
ワンマンなので放送もこなしつつ運転します。受話器がマイクなんですね。
福島市内を抜けると、すぐに田園風景が広がります。
1つ目の終点、梁川に到着しました。
実は阿武隈急行は全線復旧後、時刻表が改定されており、梁川と丸森で区間を区切るような形で運行されています。全線を3区間で分けて、それぞれの区間で電車を往復させ運行しているので、槻木まで行くには2回の乗り換えが必要なのです。
なお、切符は福島~仙台で購入できるので、1枚で済みます。
というわけで、乗り換え待ちの時間でちょこっと撮影会。
まずはワンマン機器。小田原機器で揃えてあるみたいです。
運賃箱も小田原製。
普段見ることができない裏側も丸見えですね~
両替機しかついていないので、シンプルです。ICカードつきや乗り継ぎに対応しているモデルとなると、かなりボタン数が増えます。
発車時刻が近いので降車しましょう。すげー寒い
こうしてみるとけっこう幅があるな~ゲテモノエアロスターに似ているような、似てないような。
反対側を向くと、奥に車庫が見えます。
これがK氏が乗りたがっていた新型車両です。AB900系と呼ばれる車両ですが、基本的な外観・内部はともにE721系と同一となっています。
オーソドックスなE721と部品の共通化を図ることで、コストを削減しようということなのでしょう。でも、バリエーションが少なくなるのってなんだか寂しいな。今やバスなんか路線・観光それぞれ2車種しかないですからね(ToT)
しばらくすると次の列車が入線してきました。
次の電車も同じ8100系でした。
再び発車~♪
梁川を過ぎてからは山奥へと入っていきます。
あたり一面 雪景色!
すごい景色ですね~東京の人がみたら狂喜乱舞するんじゃないかな。
雪を巻き上げながら走ります。
雪景色に圧倒されていたら、いつのまにか丸森駅に到着。
ここでさらに乗り換え、終点・槻木駅まで向かいます。
槻木に到着。ここで阿武隈急行とはお別れです。東北本線に乗り換えます。
30分ほど待ち、凍てついた東北本線(E701+E721系)が参上。撮りそびれましたが、前面に巨大なつららが・・・
E721なのになんで自動放送が流れないのかな?と思ったら、E701系がつながっていると自動放送が使えない とK氏。なるほど。そういうカラクリだったのか。
ちなみに自動放送装置は、日立の交通インフラ部門が専用設計しているものがメジャーらしいです。完全特注品で集中管理するための主装置が駅に設置されているとのこと。さすが現場の人間は詳しいです。恐れ入ったm(^^;)m
そんな話をしながら、無事仙台に到着!充実した一日でした。また行きたいな~(*´ω`*)
コメント