【バス業界用語】「窯」ってなんですか?

釜のイラスト バスのしくみ

今回の記事では、バス業界でよく使われる隠語を取り上げてみます。今日は「窯」という業界用語です。

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バス業界で言う「窯」とは?

「今日は寒くて、炊かないと暖まらんわー」

から煙出てんぞー」←シーズン初めによくある

こんな感じで話に出てくる「窯」。なんのことだかわかりますか??

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「窯」とはプレヒーターのこと

答え

プレヒーター

バス関係にお勤めの方ならすぐ分かったのではないでしょうか。「窯」とはプレヒーターのことです。

バスには「プレヒーター」という、暖房用のボイラーみたいなものがついています。

エバス製プレヒーター(公式HPより)

普通車のヒーターはエンジンの排熱を利用していますが、バスの広い車内を十分に暖めるには、エンジンの排熱だけでは不十分です。そこで、プレヒーターによりクーラントをバーナーで暖めてやり、その熱で暖房を行います。このプレヒーターのことを業界では「窯」と呼んでいます。

「窯」は、温暖地を除き、ほとんどのバスに取り付けられています。バス業界にお勤めの方なら必ず耳にする機会が来ると思いますので、覚えておくといいですよ~

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