その日、私は楽天生命パーク宮城の前を自転車で走っていました。
すると、富士重工7Eが登場!
ちょうどその日は楽天の試合の開催日で、楽天シャトルバスにて7Eが動員されていたようです。
車齢25年のオンボロバスですが、マニアには人気があるバスです。もちろん私もそのひとり。
それで7Eに見とれながら、自転車を漕いでいたのですが
数秒後にこうなりました↓
歩道と車道の段差にはまり、盛大にスリップ。
周囲の歩行者の「キャー」(正確には「ギャー」)という黄色い歓声(正確には悲鳴)を浴びながら見事に着地。
一応受け身は取れたものの、20km/hくらい出ていたのでかなりの衝撃でした。
心配してくれた周囲の方々に「大丈夫です~すいませんm(_ _)m」とか言いながら、そのまま自宅まで10kmほど走って帰ったとさ。
「あれ?腕が動かないぞ?」
しかし、その日の晩から異変が。
腕の曲げ伸ばしができない!
風呂に入ろうとシャツを脱ごうとするも、肘が伸びないんですよ。
痛みも出てきて、眠れないくらい。これはヤバイぞ。
翌日、同僚に心配され、近医整形外科を受診したところ・・・
先生:「はい!骨折ね(^^)」
アハハ。やっぱ折れてた。人生初骨折でございます♪
血腫を注射器で抜いて、シーネ固定。1ヶ月後、ギプス固定となりました。
診断:橈骨頭骨折 意外にあるらしい。
診断名は橈骨頭骨折
橈骨頭っていうのは、親指の付け根から肘関節まで生えている骨(橈骨)の上端のことをいいます。肘関節を形成する重要な部位です。
先生によると、若年者は骨が強いため、前方に転倒して手をつくと、エネルギーが肘関節まで伝播し、橈骨頭骨折に至ることが多いとのこと。
高齢者だと骨粗鬆症が進んでいたりして、遠位端骨折(Colles骨折)なんかが多い。けど、若年者は遠位端は持ちこたえてしまうことが多く、むしろ近位端を骨折することが多いみたい。
もちろん転倒時に倍の40km/hくらい出してたら、もっとひどいことになっていたでしょうな。
運動エネルギーは速度の2乗に比例します。
2倍の速度で転倒すれば、4倍のエネルギーで外傷を負うことになります。
だからスピードの出しすぎはダメなんだね♪
治療はどうするの?
治療ですが、本来であれば手術です。
関節に面した骨折(関節内骨折)は、下手に治療すると変形性関節症などの後遺症を残すため、基本的には手術が必要となります。
ですが、幸い、私の場合は転移(=変な方向に肘が曲がったりしている所見)がありませんでしたので、ギプス固定でOKとなりました。
まとめ
それから3ヶ月くらい治療しまして無事に治りました。
やっぱりよそ見はダメですね!
7Eが来ても、キュービックが来ても、スペランでもエアロスターでも、自転車は平常心で漕ぎましょう!
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